パソコン製品の騒音測定

JIS Z8732規格によるPC騒音値の測定

パソコンの騒音レベルは、「音響パワーレベル」を用いるべきです。

正面から1m離れた位置での音圧レベルのノイズを表示しても、それは比較用の数値にはなりません。

@〜Iの半球面状測定点の音圧レベルを、JIS C1505精密騒音計B&K社製精密騒音計Type2204及びオクターブバンドフィルターType1613を用いて、

平坦特性音圧レベルとA・Cカーブ音圧レベル、そして1/3オクターブバンド音圧レベルを計測し、それらの平均音圧レベルを算定した後で、音響パワーレベルを求めます。

 

JIS X7779「音圧レベル測定」では、シャーシーへのファン取り付け位置によって数値が変化してしまいます。

 

PC騒音値の数値は、JIS Z8732規格「音響パワーレベル」を用いるべきです。

 

 

近年、パソコンの騒音レベルに関しての関心の高まりに伴い、空冷ファンの音圧レベルを表示している例が増えています。

パソコンの運転音を測定表示する場合にはISOおよびJISで計測方法が規格化されており、音響パワーレベルを用います。

音圧レベルではなく音響パワーレベルを用いる理由は、「音圧レベル」は、ノイズ源から1m離れた位置で計測した音圧で測定環境によって値が変化しますが、

「音響パワーレベル」は、そのノイズ源から空間に1秒間放射する音響パワーなので、空冷ファンの取り付け位置が異なる機器の騒音を測定しても適切な数値が得られます。

PCM−S1の96kHz/24bit録音機能を用いて、騒音計の出力信号をWAVEファイル化しています。